烏鳥之私情 為李密力日々反哺之志

烏鳥の私情とは烏は生後60日間、母烏が食べ物を口うつしに養育する。その子烏は成長した後、年老いた母烏にそのお礼として、60日間食べ物を含ませて養うという。これが反哺です。梁武帝の孝思賦にある烏有反哺孝によるものです。李密は三国時代の蜀に仕えた政治家の一人で、後に西普の武帝に帰服したが、仕官を辞するに際し「烏鳥でさえ反哺の志がある。私も人の子として、育ててくれた祖母に孝養をつみたいので故郷に留まりたい」と云ったと伝えられる。その古事に拠ったものです。
烏のように、李密のように「私情」心から自分の親に孝行するように、お年寄りたちに孝養をしようとの気持ちを込めて書いたそうです。
この反哺の志が当仁生社の老人福祉に対する基本理念であります。